高校入試の勉強方法は、試行錯誤の連続です。
早ければ小学校や中学校で受験を経験する子もいますが、高校入試は義務教育を終えて、全員が等しく受験を経験する最初の関門です。
強いて言えば、高校入試は人生の大きな岐路であり、人によっては自分の学力と向き合い、効率の良い勉強方法の探求に頭を抱える時期です。
何かに夢中になったり、追い込まれたりする経験はその後の人生でも大きく役に立つことでしょう。高校入試の勉強方法について、いくつかポイントを絞ってみたので、今まさに受験生という人も、これから受験生という人も、そして社会に出てからも何かと悩みの絶えない社会人の人も、参考程度に試してみてはいかがでしょうか。
勉強は、何を差し置いても、楽しめなくてはいけません。嫌なことにも向き合って、踏ん張ることも大事ですが、人間無理をしては続きません。
適当に手を抜いたり、工夫を凝らしたりしなくては、大きな目標を達成することは不可能でしょう。そうでなければ、そこには、人より勝っているという優越感や、他のことから逃げたい現実逃避、自分の取り柄を守りたいアイデンティティーの死守など、何かしら自分が心の底からそれをやりたいと思える要素が必要です。
高校入試の勉強方法には工夫をしましょう
当然、黙々と机に向かう勉強方法には、そんな楽しさ、最初から備わっているはずがありません。そこで、自分の工夫が必要となってきます。
工夫を凝らすためには、自分と向き合わなくてはいけません。塾に学習プランを任せたままでは、成績が伸びるはずがありません。自分で何が得手なのか不得手なのか、それはなぜなのか、ということを考える習慣を付けなければ、根本的な問題が解決する日は来ないでしょう。
自分を追い込むときは、必ず少しでも良いので、1日に1回は寝ましょう。徹夜は脳の効率を下げ、記憶力も低下させます。効率の良い学習には適度なリフレッシュが欠かせません。
睡眠は脳の睡眠周期に合わせた1.5時間単位にすると、頭も効率的に働くようになります。ノルマを決めておいてから、わざと寝過ごすようにして、勉強時間を減らし、自分を追い込むこともたまには有効です。
時間がいくらでもあると思うと、人の作業は怠慢になりますから、自分の限界を知るために、後がない状態で勉強してみるのも良いでしょう。
高校入試の勉強法は、メリハリを付けた方がよいのも事実ですが、日常生活の中でできそうな物があれば、生活に取り入れた方が良いものもあります。
あまりかっちり線で区切って、勉強を全てある時間帯の机に集中しまうと、ストレスで机が最悪のポジションになってしまいます。一旦刷り込まれると、机に向かう度に気分が落ち込んで逆効果になりますので、適度にバランス良く生活全体に負担をかけ、ストレスをなくせるようにしましょう。
例えば、英単語をポストイットに貼って、家の中にある実物などに貼り付けたり、ランダムに貼り付けたりするだけでも暗記しやすくなります。
暗記は実は、情報が多ければ多いほどしやすくなります。人の脳は関連づけによって膨大な情報も比較的簡単に覚えており、実際頭の中の考えを色によって整理している人もいると言います。
例えば、暗記する物が単語なら、それが貼り付いている物の色、貼られていた場所、その時の自分の精神状態など、日常何回も目にすることで、刷り込みが行われ、ただ単に単語が書かれたカードより遙かに覚えが良くなります。
また、暗記する必要があるものは、リストアップして塗りつぶしていく方が効果的です。普通覚えたい場所があると、人はマーカーなどでハイライトを付けますが、逆にして、覚えた物を塗っていくのです。
人間、達成感を得て塗るという行為をすると、全て塗りつぶしたいという欲求を持つようになります。やがて、塗りつぶしたいという感情は、それを覚えたいという感情に変わっていくというわけです。
高校入試の勉強方法の基本は、どうしてなのか、ということを追求することです。そうすれば、おのずと次に何をすればよいのか見えてきます。
高校入試は答えが決まっているものが多いように見えますが、実際にははっきりとした答えとなる勉強方法はありません。自分に合わせた勉強方法を、高校入試ではなく、自分のために考えてください。
