保険証は身分証明にもなる大切な証明書ですので、記号番号などの記載に間違いが無いかをよく確認し大切に保管しましょう。
保険証は健康保険組合の被保険者になっているという証明書です。
正式には健康保険被保険者証という名前がついています。記号や番号がふられていますが、これで保険者や被保険者を表しています。健康保険には大きく分けて国民健康保険と社会保険の2種類があります。
私たちは健康保険組合の被保険者になると、普段からコツコツと保険料を払う事になります。いざ病気やけがで病院にかかった際は、かかった医療費の3割だけ払えばよいというシステムなのです。
医療機関で診察を受ける際は、保険証の提示が義務付けられています。保険証を提示しないと、医療費を全額負担しなくてはならなくなるのです。
病院の受付では患者から保険証を受け取り、記号番号をチェックして本人の確認や健康保険に加入しているか否かの確認を行います。この保険証の記号番号チェックが、受付での最も大切な仕事のひとつなのです。
保険証の提示や費用の負担割合
初診の場合はもちろん提示が必要ですが、何度か通っている間に月が変わった際も提示します。その月の最初の診察日には必ず保険証を携帯しましょう。
もちろん同じ月でも保険証が更新された場合などは提示するようにしましょう。また高齢受給者証や乳児医療費受給者証などもあります。
高齢受給者証は高齢者が2割負担になっているか3割負担かを確認するための証明書です。一般には健康保険に加入していれば医療費は3割負担ですが、高齢者には2割負担となっている方もいます。
この負担割合は所得に応じて定められています。乳児医療費受給者証は各自治体で定めている乳児医療費の助成対象者であるという証明書です。
これを提示すると自治体が定めた年齢までの子どもの医療費が一部無料になったり返還されたりします。どちらも大切な証明書ですので、対象者となっている場合は必ず交付を申請しましょう。
保険証と一緒に保管し医療機関にかかる度に提出し、さらに更新の時期には忘れずに更新手続きを行いましょう。保険証は紙製の家族全員が記載されているタイプと、新しいカードタイプがあります。
カードタイプのものは新生児であっても個人に対して1枚ずつ交付されます。旅行や一人暮らしの際も自分のカードを持って行けばよいので、大変便利です。
家族全員が記載されているタイプには、遠隔地被保険者証の発行が申請できます。子どもに一人暮らしをさせる時などは、忘れずにこの遠隔地被保険者証を発行してもらいましょう。
万一のために記号や番号を控えておいたり、コピーを取っておくと安心です。仕事以外でおこった病気やけがに対応しほとんどが3割負担となっている健康保険ですが、例外もあります。
たとえば結核予防法という法律があるため結核患者は医療費の5パーセントを負担するだけで、あとは公費でまかなってくれます。このように私たちを守る制度にはいろいろな種類があるのです。
健康保険はいざという時の命綱となる大切な制度ですので、普段から保険証を大切に保管し仕組みをよく知っておきたいものですね。
